NPO法人NMA -7ページ目

No.662 灯油の運搬

八尋@NMAです。


みなさんのご自宅の暖房方法はどのような方法を取られておられますか?
私は灯油ファンヒータと昔ながらの芯式の灯油ストーブを使っています。


私が灯油を給油する場合2~3個の給油缶を一度に給油するのですが、
私は荷物をワンタッチで留めることができるバンドを使用して車内で灯油缶が転倒しないようにしています。
<タイダウンベルトの一例>

これは私の親族が以前灯油缶を車の中で転倒させてしまい、車両の中が灯油臭くなってしまった経験があったためです。

零れた灯油を拭き上げた後、脱脂スプレーで油分を飛ばし綺麗にして天火に干しましたが、

臭いが取れるまで数日掛かってしまいました(灯油缶の蓋はきちんとしめていたにも関わらず、です)。


幸い発火等には至りませんでしたが、灯油は危険物です。
ご自宅で灯油を使用する方は灯油購入時に車で運搬されることになるかと思いますが、

灯油缶が転倒したり、漏れたりしないようにくれぐれもご注意されてください。


NPO法人NMA ~No More Accident ~



No.661 交通事故の要因

良永@NMAです。

交通事故を起こす要因の1つとしてカナダの保険見積もりサービスが
発表した調査結果は意外にも「星座」でした。

この会社は自社が集めた過去6年分の北米の交通データから10万人の
ドライバーについて違反件数や事故の件数を調べた結果、交通事故の
予測においてはドライバーの年齢以上に生まれ月の方がより重要である
と言う結果が示されたと報告しています。
同社の社長は「特定の星座のドライバーがより違反チケットをもらう
傾向があることが分かった。またある星座のドライバーは事故を起こす
よう運命付けられているようだった」とコメントしています。

参考までに、この会社が発表した星座別ワーストドライバーは天秤座。
「天秤座はバランスとコンセンサスを望む。素早い決定を好まない」と
言う事だそうです。
それに「衝動的でスピードと反抗の星の下にある」水瓶座。
「自己優先的な性質を持つ」牡羊座と続いています。

逆にベストドライバーは「寛大で、快く道路を共有することができる」
獅子座。
それに「マルチタスクを得意とする。運転しながら飲食や新聞を読む
ことなどが可能」な双子座。
「家庭的なタイプで、路上のほかのドライバーを家族のように考える」
蟹座なんだそうです。

今回の結果はあくまでも統計的な分析結果であって、科学的な根拠は
ありませんが将来的に日本の保険料率の算定に星座が利用されないとも
限らないなと、牡羊座としては少々複雑な思いを感じました。


NPO法人NMA ~No More Accident ~

No.660 危険予知能力 ~タイヤ破裂事故から学ぶ~

西村@NMAです。No.651で良永さんが書かれていたタイヤ破裂事故の件に

ついて、私も考えてみました。

まず当該事故を起こした車両というのは大型クレーン車ということですが、

大型クレーン車のタイヤが破裂したら、隣の乗用車がボコボコになるくらい

の破壊力があると言う事実にまず驚きました。

そこで、空気圧についてネットの情報などで調べてみたのですが、普通乗用車の

場合2キロぐらいなのに対して大型トラックだと9キロもの空気を入れる必要がある

とのことでした。これは


200リットル入りのドラム缶約8個分の空気が入っているのと同じだそうです。


そういう風に言われれば、乗用車が風圧であれだけ壊れてしまうのも納得です。



ところで、この事故を起こしたドライバーは

「運転前の点検でタイヤの劣化は分かっていたが、会社までは帰れるだろうと思った」

と言っているそうですが、もしタイヤがバーストしたらこういう状況(車がになるということは

予見できていたのでしょうか?プロのドライバーだからわかっていて当たり前とも

思うのですが、わかっていなかったら恐ろしいことですね。


大型免許を持っていない私は、大型トラックのタイヤが破裂した破壊力がこれほどの

ものとは知りませんでしたし、一般ドライバーは私と同様な方も多いのではないでしょうか。


また、もしこの事故の時に大型トラックの隣にいたのが乗用車でなく、バイクだったらと

考えると想像するだけでも恐ろしいですね。私は自動二輪の免許も持っていますが、

こういうことは教習所では一々教えてくれませんし、また、全てを教えられるものでもない

と思います。


交通事故を自ら防ぐためには、こういう事故を教訓として、危険予知の能力を磨き、

情報の更新をしていくことが常々必要だと思いました。




NPO法人NMA ~No More Accident ~

No.659 ゲームの可能性

齋藤@NMAです。

先日、友人達とゲームセンターに遊びに行きました。

お目当ては「機動戦士ガンダム 戦場の絆」というゲームだったのですが、

http://www.gundam-kizuna.jp/index2.html

実際プレイをしてみると、現在のゲーム機器の進歩にとても驚かされました。
全国NET通信による対戦や画面の臨場感など、現在のシステムの進歩は
本当に日進月歩の時代だと関心させられました。
マップや状況等の情報をサーバーより配信される事により様々な状況
生み出す事が可能であると思われます。

このゲームを見て、以前、ドライブシミュレータであるゲームの事を
思い出しました。
現在の技術を活用すれば更に良いいシステムが構築できるのではないかと思います。

仮定のタウンマップ上で、天候や時間帯等も思いのままに
様々な接続先から思い思いのルートで走行することが出来れば
一般道とそれ程変わらない状況を設定できるのではないでしょうか。

現実性の薄い夢物語なのかもしれませんが、将来このようなシステムが
教習所に設置され、より実際の状況に沿ったシミュレーションが出来る
ものがあればとても意味があるのかと感じました。



NPO法人NMA ~No More Accident ~

No.658 道路特定財源一般財源化について

やだ@NMAです。

最近話題沸騰中の道路特定財源について、

国土交通省のホームページによると、「道路特定財源とは、受益者負担という考え方に基づいて、道路の主な利用者である自動車利用者に、渋滞の軽減や道路環境の改善などを図るための道路整備の負担をお願いしている制度です。」明記されています。

それが余っているから一般財源化(何にでも使える財源)にすると国会で議論されています。

国土交通省、道路特定財源とは?

ドライバーとしては・・・ちょっと待ってくれ!という感じですよね。

道路特定財源とは1954年に始まった第一次道路整備5ヵ年計画で始まったもので、もっと道路が必要だ!ということで、途中で暫定税率(臨時処置)として、もとの税率の1.7倍~2.5倍もの額を自動車利用者が支払っています。

私は道路がより安全で、利便性の良いものであってほしいと思いますので、暫定税率には反対しませんが、その税金が余っているからと一般財源化とするのはおかしな話だと思っています。

余っているならば暫定税率を引き下げるか、無くすべきだと思います。

そうでなければ、自然環境にお金を使って欲しいですね。

1リットルあたり53.8円のガソリン税。
毎月100リットル使えば5380円の税金を支払っています。


これだけの税金を支払っているのですから、納税者の納得のいく有効な使い方をして欲しいです。

国土交通省のホームページには、【道路整備はまだまだ十分な水準に達していない】と書いてあるのですが、税金が余っているというのは・・・・

ちょっと文句っぽくなってしまいましたが、みなさんはどう思われているのでしょうか。

NPO法人NMA ~No More Accident ~

No.657 自転車の飲酒運転はセーフ?

奈良@NMAです。

飲酒で自転車の運転はセーフ!?

答えはアウト!
道路交通法によれば、自転車は軽車両になるので飲酒運転は道路交通法違反です。
違反すると3年以下の懲役または50万円以下の罰金です。

過去に何度かNMAのブログで取り上げられたこともありますが、忘年会シーズン到来なので再度書きます。
自転車は軽車両なので飲酒運転はもちろん、携帯電話などで片手運転も、意味の無い右側通行も、夜間の無灯火運転だってダメなんですよ。
ついやりがちな事かもしれませんが、これみんな道路交通法違反です。

とはいうものの自動車のように厳しい取り締まりは聞きません。
警察官に遭遇しても厳重注意で済む事かもしれませんが、自転車の飲酒運転で書類送検されている人も居るのは事実です。
「今日は自転車だから飲酒していても大丈夫」というのは法的に根拠が無い事ですので、この際しっかり覚えておきましょう。

お酒を楽しく呑む為にも、呑むと分かっている日くらいはしっかり公共機関やタクシー、そして自分の足を使いましょう。
自分の足とはいえ、まっすぐ歩けないくらいに呑んでしまうのも意外と問題がありそうですね。
道路に寝てしまうなんていうのは問題外ですから、そうならないように気をつけましょう。
このブログを読んでいらっしゃる方は交通事故に遭わないのはもちろんの事、トラブル無く来年を迎えていtだきたいと思います。

NPO法人NMA ~No More Accident ~

No.656 高速道路

森村@NMAです。


最近バイクで遠出できる様になってきまして
先日大阪から広島の福山の高速道路を走りました。

高速を走り始めたときは80キロ位のスピードで常に走っていました。
自分では80キロで走っているつもりでしたのに
時間が経つごとに速度計を見ると、90キロ、100キロと速くなっています。
しかし体感速度は80キロの時と同じ感じでした。

周りの車がそれ以上のスピードで走っているから
流れに乗ろうと無意識にスピードを上げてたのでしょうか。

自分ではそんなつもりは全く無く、スピードが上がって行ってることが
不思議でなりませんでした。

帰りは大雨の中、夜の高速道路を走る体験をしました。
こちらは全く未知の世界です。

バイクにどんな影響が出るのかわからず、闇と雨で視界が悪いことも手伝い
本来の速度より若干遅めの速度で走行。
不思議なことに体感速度は、80キロ、いえそれ以上に速い感じでした。
先ほどと逆の感じです。

環境の違いでこうも違ってくるのでしょうか?
こんな時こそ、運転を意識しないと事故に遭う原因になるのだと体感しましたです。

私が今書いた内容は、走りなれた方からすると当たり前のようなことでしょうが
初めて体験するものにとっては、新鮮さと驚きの連続でした。

これからも初めて体験したことを報告しますので
初心者はこんな思いで運転していると思いながら読んでいただけたらと思います。


NPO法人NMA ~No More Accident ~


No.655 運転に慣れるまで

浅川@NMAです。



先日またアメリカを運転する機会がありました。
幹線道路がフリーウェイという所でした。


観光地であれば、私のようなレンタカーで走る旅行者も
それなりに多く走っています。


レンタカー会社の数や規模で、どの程度の旅行者数が
車を借りているかの判断もできます。


空港界隈から出て幹線道路に入ったら、もうそこがフリーウェイというのは、
車を借りたばかりの時は、とても不安になります。


借りた車に慣れていないのと、日本とは逆の道路事情のため、
最初の1時間程度は、教習所時代を思い出すようなドライブです。


今回はいきなりフリーウェイに乗るという体験をしたのですが、
ひたすら怖いという感想でした。


1時間もすれば慣れてしまい、普通にドライブしているのですが、
やはり最初は少し市街地をグルグルして慣れたいなと思いました。

理由はやはりスピードでしょう。

日本のようにパッシングして煽ってくるような車は少ないのですが、
それでも後ろにピタッと付かれると、アクセルを踏むか、レーンを変えるかしかあ
りません。


今回の場所はレーンが基本1つで、所により2つというローカルなエリアでしたの
で、
譲るにも譲れないという場面が何度かありました。


法定速度より5割増しくらいでローカルな方々は飛ばしてました。
慣れてくれば現地のリズムもつかめるのですが、それまでは本当に怖かったです。


かといって観光地のレンタカーの事故率が高いかというと、そうでもないらしく、
不思議に思います。

何かの機会に理由を調べてみたいと宿題に考えています。

~No More Accident~ NMA

No.654 自分で出来るメンテナンス(オイル交換)

 須田@NMAです。


先日、オートバイでちょっと遠出をする用事があったので、自分で軽整備をしました。

私が乗っているオートバイは今年の5月に知人から譲り受けたのですが、引き取り後

オイル交換を行っていなかったのを思い出したからです。

都内での使用がほとんどなので期間のわりには走行距離は伸びていませんが

何かきっかけがないとついつい先延ばしになってしまいますので、いい機会かなと

思いました。


今回行ったのは、エンジンオイルとオイルフィルターの交換です。

同時に、スパークプラグの交換も行いました。


急に空いた時間に思いつきで行ったので、ちょっとした失敗もありました。

交換するオイルとフィルターは買ってあったのですが、ドレンボルトのワッシャーと

フィルターのパッキン(Oリング)を用意しておくのを忘れていました。


軽く近所を走ってエンジンを暖めてオイルを抜きやすくしたらオイルの交換です。

ドレンボルトの下に市販品の廃油処理パックを置いて、オイルを受けます。

抜いたオイルを下水に流すようなことは、絶対にしてはいけません。

オイルの注入口を緩めてからドレンボルトを外します。

ドレンボルトをめがねレンチかソケットレンチで緩めて手で回せるようになったら

レンチを外し、ボルトをクランクケースに押し付けながら緩めて外れるようになったら

ボルトを廃油処理パックに落とすようにして手をどけると、あまり手を汚すことなく

ドレンボルトを外すことができます。


しばらく抜け落ちるのを待ったら、バイクを左右に揺らしてさらにオイルを抜きます。

オイルが抜けたらごみが入らないように注入口を元に戻して、オイルフィルターの

交換です。

私のバイクでは、クランクケースの右側にカバーがあって3箇所がナットで固定

されているのでそれを外すとフィルターが交換できます。


 


エンジンからフィルターを外したところです。






外したフィルターと、新しいフィルターです。
フィルターの右に写っているのが、古いパッキンです。

今回は仕方なく再利用しましたが、フィルターの交換をするときは新しいものを

つけるようにしたいですね。

古いフィルターはかなり汚れていました。





フィルターのアップです。

外したフィルターは真っ黒です。



新しいフィルターを取り付けたらドレンボルトを装着して、新しいエンジンオイルを

規定量注ぎ込みます。

ドレンボルトを取り付ける前にワッシャーを確認して、痛んでいたら交換しましょう。

幸い、今回は痛みが無かったようなので再利用(実は準備不足ですが・・・)しました。

ドレンボルトの取り付けは緩んでしまわないようにするのは当然ですが、締め込み過ぎ

にも注意が必要です。

次の交換時に外れなくなったり、クランクケースを壊してしまうこともありますので。


一度規定量を注ぎ込んだらエンジンをかけて(1~2分程度)オイルをエンジン内部に

行き渡らせ、もう一度オイルの量を確認します。

フィルターを交換したときは、交換量が若干増えるようです。

不足していたら注ぎ足しますが、もし多すぎた場合は手間がかかっても規定量まで

抜いたほうが良いそうです。


オイルの量が適正なのを確認したら、漏れがやにじみが無いかの確認も忘れずに

行ってください。

軽く走った後、もう一度確認するのが確実で良いと思います。



比較的簡単なメンテナンスですが、エンジンの調子も良くなったように感じられ

オートバイに対する愛情も湧くことと思います。

今回一緒に行ったプラグの交換は、次回の記事で紹介したいと思います。



注)初めての方は経験のある方の指導を受けるなど、安全管理には十分気をつけて

   行うようにお願いします。


  NPO法人NMA ~No More Accident ~




No.653 明暗順応

平沼@NMAです。


昨夜、TVで「夕暮れ時の高齢者の事故」という特集番組が放送されていました。

番組は、薄暮がドライバーに与える影響や高齢歩行者が自分では気づいていない

盲点について、実車やシュミレーターを使って検証するといった内容でした。

短時間の番組でしたので深く掘り下げてといったものではありませんでしたが、

実車を使っての実験などは恐さや危険さをリアルに感じられるもので興味深く

見ることができました。


さて、話変わって皆さんは、暗順応、明順応という言葉をご存じでしょうか?

運転中、トンネルに入ると暗さに目が慣れず、しばらく何も見えなかったり、逆に

トンネルから出ると眩しくて、しばらく何も見えないという経験をされたことがある

と思います。

前者を暗順応、後者を明順応と言い、どちらも危険を見落としたり、見遅れる要因

となります。


これは何もトンネルなど特殊な状況で起こるだけではありません。

夕暮れ時、空はまだ明るさを保っていますが、道路には周りの建物が影を落とし、

暗くなっています。

特に秋冬は陽の位置が低いため、道路には長く、濃い影が伸びています。


その中を走るドライバーの視界には当然、明るい空と暗い道路が広がっており、

視点が少し動く度に明暗順応が繰り返されている状態になります。

この時の視力は、通常より1/3程度まで落ちるというデータもあるそうです。


先の番組では実車を使い、日中、夕暮れ時、夜間の危険回避反応時間を計測し、

夕暮れ時が一番、反応するまで時間が掛かったという結果を得ていました。

そこには、明暗順応による視力の低下、つまり、見えているつもりでも見えていない

といったことも影響しているのでしょう。


とはいえ、そのような視力の低下自体を防ぐことは難しいことでしょう。

我々、ドライバーに出来ることは、「夕暮れ時は視力が低下する」ことを意識する

ことではないでしょうか。

意識すれば、自ずと日中以上に車間距離やスピードに配慮した運転に繋がります。


もちろん、夕暮れ時は人も車も交通量が多い時間帯です。

周りへの注意喚起として、早めにライトを点灯することは言うまでもありません。



NPO法人NMA ~No More Accident ~