No.658 道路特定財源一般財源化について | NPO法人NMA

No.658 道路特定財源一般財源化について

やだ@NMAです。

最近話題沸騰中の道路特定財源について、

国土交通省のホームページによると、「道路特定財源とは、受益者負担という考え方に基づいて、道路の主な利用者である自動車利用者に、渋滞の軽減や道路環境の改善などを図るための道路整備の負担をお願いしている制度です。」明記されています。

それが余っているから一般財源化(何にでも使える財源)にすると国会で議論されています。

国土交通省、道路特定財源とは?

ドライバーとしては・・・ちょっと待ってくれ!という感じですよね。

道路特定財源とは1954年に始まった第一次道路整備5ヵ年計画で始まったもので、もっと道路が必要だ!ということで、途中で暫定税率(臨時処置)として、もとの税率の1.7倍~2.5倍もの額を自動車利用者が支払っています。

私は道路がより安全で、利便性の良いものであってほしいと思いますので、暫定税率には反対しませんが、その税金が余っているからと一般財源化とするのはおかしな話だと思っています。

余っているならば暫定税率を引き下げるか、無くすべきだと思います。

そうでなければ、自然環境にお金を使って欲しいですね。

1リットルあたり53.8円のガソリン税。
毎月100リットル使えば5380円の税金を支払っています。


これだけの税金を支払っているのですから、納税者の納得のいく有効な使い方をして欲しいです。

国土交通省のホームページには、【道路整備はまだまだ十分な水準に達していない】と書いてあるのですが、税金が余っているというのは・・・・

ちょっと文句っぽくなってしまいましたが、みなさんはどう思われているのでしょうか。

NPO法人NMA ~No More Accident ~