No.663 落とし物に注意 | NPO法人NMA

No.663 落とし物に注意

平沼@NMAです。


今月に入り、毎日流れてくる交通事故のニュースが多くなった気がします。
何かと気忙しい12月ですが、だからこそ「事故など起こさないぞ」と意識を強く

持って運転に望んでいただきたいと思います。


さて、今月初めに兵庫県の阪神高速で大型トラックの荷台から、重さ3トンもの
コンテナが落下、後続車のご夫婦が死傷するという事故があったばかりですが、
一昨日も名古屋の国道で走行中のトラックから、重さ1.5トンのコンテナが落下
するという事故がありました。こちらは後続の車に衝突するなどの事故になら
なかったのは幸いでした。

このようなニュースを見るにつけ、荷を剥き出しで積んでいる大型トラックの
後方に付いて走ることは万が一を考えて避けた方がよいと思わざるを得ません。


とはいえ、何も落下物は大型トラックの専売特許ではありません。
道路には、様々な物が落下しており、それによって後続車の車体が傷付いたり、
タイヤがパンクする、或いは事故にまで至るケースもあります。特に高速道路の
落下物は、一般道より速度が高いこともあり、大きな事故を誘発しかねません。


12日に埼玉県の関越自動車道で起きた、トラックが軽自動車に追突、2台とも
炎上し、軽自動車の親子が亡くなった事故の発端もTVのニュースによれば、
ワゴン車が屋根から落とした長さ約3~4メートルものハシゴを軽自動車が避け
ようとしたからのようです。


一般ドライバーでも、ルーフボックスを付けている方や、これからの時期には
スキーやスノーボードをルーフキャリヤに積んでスノードライブをされる方も

おられるでしょう。万が一のためにも必ず、走行前、休憩時と二度三度となく

積載状態を確認してから、走行するようにしていただきたいと思います。

また、車外に荷物を積むことがない方も後付部品のの補助ランプやアンテナ、
コーナーポールなどの取り付け状態の確認をお忘れなく。


もちろん、それらが万全であっても「道路に落下物があるかもしれない」という
意識を持って運転することが事故を避けることに繋がります。


NPO法人NMA ~No More Accident ~